2012年個展−中空− なびす画廊 
本年度もなびす画廊にて個展を開催します。

前回個展からのモノクロでの表現を、より深めています。
前回個展で、円を優しく包んでいた流れが、
画面を覆い、うねる大きな流れとなりました。

画面内の円は、流れの向こうに垣間見える中空として、
何もない空っぽの穴にも、全てが詰まった実体ある玉とも見えるよう扱ったつもりです。
円は下地の白亜地のままで、絵の具を塗ってはいません。

今回の個展作品は、すんなりと制作が進まず、
試行錯誤の息苦しい日々が続きました。
個展が迫るまで制作を遅らせていた報いですが・・・。

前回個展より、一歩前へ進みましたが、
まだまだ目の前には漠とした風景が広がっています。
止めどない流れに押し流されることなく、
中空の表現をしっかりと見据えていきたいと思っています。