2018年個展−真白へ− 終了 

青山での個展が終了しました。
展示会場を変えたことで、少なからず見えてくるものがあり、有意義でした。
作品の見え方、見せ方や方向性などなど、発表によって制作の展開も変わってきますね。
 
前回の個展では、何も描かれていない円と白波状の不定形との絡みがテーマでした。
今回の個展では、円と不定形との関係をより注視することがテーマで、 その接点をクローズアップして描きました。
結果、円の弧は直線に近くなり、円の形態は失われてしまいました。
今まで、ずっとモチーフとしてきた円という形態の束縛から外れ、 私にとって円が意味していた本質と自然と向き合えるようになった気がします。
そして、画面の外へと円が拡がってゆく解放感を感じています。
  
よりクローズアップして円の中へ、そして画面の外へと、 私が求めていることを探っていきたい。
真っ白な霧の中で、その尻尾にちらと触れられたように思います。
 
次回の個展は再来年の5月、同じ会場を予定しています。